今年も、夏の終わりの小樽に2週間写真を持って帰りました。
『小樽・鉄路・写真展』に、ウリュウ ユウキは7年目の出展をさせていただきました。

夏が去り、秋がやってくるまさにその2週間。
季節の移り変わりと、この街の歴史の厚みと、そして人々の暮らしの風が吹き、交わるこの場所。街や風景、そこに行き交う人も変わり続ける中で、変わらずに連綿と受け継がれていくもの、それはこの街が『小樽』であるということなのではないでしょうか。
そんな、『変わっていくこと』の中にある『変わらないもの』が、今年の私の作品のテーマです。

今年もたくさんの皆さまに足をお運びいただくことができました。
折々の時間に、折々の小樽の風を、そしてこの空間にある写真を感じにいらしてくださったことに、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

秋の風が漂い始めた、小樽の街。
これからも折々に、変わっていく小樽・変わらない小樽を、僕は撮り続けていきます。
またぜひ、お目にかかりましょう。